電子車検証はいつから?普通車2023年・軽自動車2024年の開始時期

「電子車検証っていつから始まったの?」「うちの軽自動車はまだ紙のままだけど大丈夫?」——開始時期は車種によって1年ずれているため、混乱しやすいポイントです。

この記事では、電子車検証の交付開始日を車種別に整理し、自分の車がいつ電子車検証に切り替わるのかを分かりやすく説明します。

電子車検証の交付開始日(車種別)

対象車種交付開始日
登録車(普通自動車)・小型二輪自動車2023年(令和5年)1月4日
軽自動車2024年(令和6年)1月4日

普通自動車が先行し、その1年後に軽自動車が続いた形です。2026年現在、どちらもすでに運用が始まっており、新規登録・継続検査(車検)・変更登録などで自動車検査証が新たに交付される場面では、原則として電子車検証が発行されています。

「開始した日」=「全部切り替わった日」ではない

ここが最も誤解されやすい点です。交付開始日を過ぎても、すでに手元にある紙の車検証が自動的に電子車検証へ差し替わるわけではありません

切り替わるタイミング

車検証が新たに交付される手続きを受けたときに、電子車検証になります。具体的には次のような場面です。

  • 継続検査(車検)を受けたとき
  • 新規登録・新車購入時
  • 変更登録・移転登録(名義変更、住所変更など券面記載事項が変わる手続き)
  • 紛失・破損による再交付を受けたとき

車検は普通自動車の自家用車で2年ごと(新車の初回は3年)、軽自動車も同様です。つまり開始日から2〜3年が経過すれば、大半の車が一巡して電子車検証に切り替わる計算になります。2026年時点では、登録車はすでに1〜2回、軽自動車も1回は車検のタイミングを迎えている車が多いはずです。

まだ紙の車検証のままでも問題ない

手元の車検証がまだA4サイズの紙のままでも、有効期間内であればそのまま有効です。慌てて切り替える手続きは必要ありません。次の車検のときに自然に電子車検証になります。

ただし、次回の車検以降は券面に有効期間が印刷されなくなるので、満了日の確認方法が変わることは覚えておいてください。

電子車検証に切り替わったら何が変わるか

変わること内容
サイズA4 → A6サイズ相当(横177.8mm×縦105mm)
満了日の確認券面を見る → 閲覧アプリ/自動車検査証記録事項/検査標章
所有者・使用者住所の確認券面を見る → 閲覧アプリ/自動車検査証記録事項
車検時の受け取り新しい券面を受け取る → 券面はそのまま、ICタグだけ更新
運輸支局等への出頭必要 → 記録等事務代行者の窓口で完結できる場合がある
取り扱いICタグ破損に注意(折り曲げ厳禁・水濡れ注意)
変わらないこと内容
車への備付け義務従来どおり、運行時は車検証を車に備え付ける必要があります
二次元コード券面下部に引き続き印刷されています
使用者の氏名券面に印刷されたままです
車検の周期変わりません

なぜこの時期に電子化されたのか

最大の狙いは、OSS(ワンストップサービス)申請を行ってもなお残っていた「車検証を受け取るためだけに運輸支局等へ出向く」手間をなくすことでした。

車検証の情報をICタグに記録する方式にしたことで、国土交通大臣から委託を受けた記録等事務代行者が自らの事業所でICタグの記録更新と検査標章の印刷を行えるようになりました。継続検査であれば、券面の情報が変わらない限り運輸支局等への出頭が不要になります。

あわせて、車検証情報がデジタルデータとして扱えるようになったことで、整備記録や所有履歴といった情報の利活用が進めやすくなる点も期待されています。

その後の動き|空き領域の利活用(令和7年4月開始)

電子車検証のICタグには、行政が使用する領域とは別に、民間事業者等が利用できる空き領域が用意されています。この空き領域の利活用は令和7年(2025年)4月に開始されました。車両1台ごとのICタグに事業者側の情報を記録できるようになり、整備・点検・流通の現場での新しい使い方が広がっていくと見込まれています。

事業者の方へ|切替が一巡した今こそ体制の確認を

交付開始から3年以上が経ち、入庫する車両の多くがすでに電子車検証になっています。次の点が整っていないと、日々の業務で確実に詰まります。

  • ICカードリーダまたはNFC対応端末が現場にあるか
  • 読み取った車検証データを取り込める自動車整備システムを使っているか
  • 車検満了日をシステム側で管理し、案内DMに使えているか
  • 記録等事務代行を行うなら、代行業務と日常の入庫管理が二重入力になっていないか
整備工場・車両販売店の方へ|電子車検証は「読み取れる体制」が前提になります
電子車検証は券面を見ても車検満了日も所有者情報も分かりません。預かった車検証を目視して台帳に書き写す運用は成り立たなくなり、車検案内の精度がそのまま入庫台数に響きます。閲覧アプリが出力したデータを取り込める自動車整備システム自動車整備ソフト)や車両販売システム車販ソフト)に切り替えれば、車両台帳への手入力をほぼなくせます。 整備システム 比較整備ソフト おすすめの条件を知りたい方、整備ソフト 安い製品や長期契約に縛られない整備システム リースなしの導入形態を探している方は、 整備システム比較.comで主要製品の機能・価格を比較できます。整備・車販・鈑金を一体で扱う DREAM POWER(新車の仕入れルート確保)(日本カーネット)の総合案内もあわせてご覧ください。

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